特にないです。

特にないんです!

【読書感想文】「利他」とは何か

 

 

年末から読んでいた本を読みきった。「「利他」とは何か」。この本は、東京工業大学のなかにある研究室拠点「未来の人類研究センター」のメンバー五人が、「利他」について記したものである。五人の肩書きは美学者、政治学者、批評家、哲学者、小説家。さまざまな角度から「利他」について語る。

この本を手に取ったのは、仕事で「勝手なやつばっかりやな!」「あんたのためにやってるのになんやその態度は!豚野郎!」と心の中で叫ぶ事が多く、「自分勝手」「人のためとは」とかいうキーワードに弱かったのでしょう。仕事納め後に本屋に行った際に、タイトルで選らんで買っちゃいました。とりあえず一通り読んだので感想かきます。

 

 

 

 

 

 

 

ようわからん。

 

 

すんません!私の理解力、知識不足や!思わない方向からの話ばかりで、途中付いて行けなくなったぜ!でも、振り下ろされたけど、なんとか息絶え絶え、歩きながらもゴールまで来ました。以下感想。

  • 自分は「情けは人のためならず」(「人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくる」の意)というのが、頭にあり、人のお手伝いしてたけど、それって利己主義だね。俺が豚野郎でした。
  • でも世の「利他」って、この考えのものがほとんどだよね。(本書では合理的利他主義言うてます)。
  • 効果的利他主義は、数値にこだわり、利他への手段を選ばないことに繋がり、長い目でみると本末転倒。なんか落語とかの話でありそう。
  • 俺の仕事は「ブルシット・ジョブ」だな!要するにクソどうでもいい仕事だ!
  • 志賀直哉。名前は聞いたことある。
  • チヌーク族の話。祝宴の場で、周囲の人に過剰な贈り物したり、自分の大切な物を破壊したりするんだってさ。自分の「粋」をアッピール。江戸っ子ですね~。
  • 民藝品。
  • 中動態
  • 自分の妻が、突然自分の土地に建物を大工に作らせて、しかもそれが、馬小屋で、さらにそこに馬がすみはじめたら、頭おかしくなりますよね。

 

という感じです。途中、自分が何の本を読んでいたのか、忘れそうになります。しかし、五人の著者は、実は同じような結論を言っているのです(とあとがきに書いていました。)

まぁ、難しかった。でも、『利他』について、新たな視点もあったぞ!と言えるような気がするよ。よく分からんけど!